4,500万光年離れた星の工場 ウェッブ望遠鏡は、おおいぬ座にある渦巻銀河NGC 2283を捉えました。観測は中赤外線および近赤外線の範囲で17分間続き、若い星によって加熱された水素の熱い雲と、銀河の化学進化に関与する多環芳香族炭化水素の分子を見ることができました。 数年前(2023年1月28日)、NGC 2283に超新星SN 2023AXUが記録されました。爆発は太陽の8倍の質量の星の崩壊によって起こりました。このような出来事は、ガスを数百光年にわたって分散させるだけでなく、新しい星の形成に必要な重元素で星間媒体を豊かにします。